「シフクノオト」出ました。

このアルバムをきちんとレビューする前に、今までのミスチルについてちょっと書いておこうかと思います。

何でそんなことするのかというと、「シフクノオト」のレビューでもきっと触れる内容になるので、単純に長くなるのを避けるためです。

ということで、過去の簡単なアルバムレビュー。


1. Everything(92/5/10)

きっと持ってる人は少ないでしょう。
これを持ってる人はミスチルファンと言える1枚。

音的な面から見ると少々軽めですが、その分初々しいし聞きやすいかな。
機械編集部分が少ないので、ホントにバンド音楽です。
ミスチルの音楽の根本は、このアルバムの頃から何一つ変わっていないと私は思っています。

アルバム全体に広がる優しい音が好きです。

主な収録曲:「君がいた夏」


2. KIND OF LOVE(92/12/1)

1stアルバムから半年経って、デジタルに興味を持った桜井さんが、プロディーサーの小林武史と一緒に取り組む形になったアルバムです。
かなり人気にのある1枚。

全体的にバラード調なので、デートの雰囲気作りに必須のアルバムです。
車や部屋など、確実に忍ばせておきましょう。

余談ですが、私はこの中に入ってる曲を編集して、PCの起動音・終了音にしてます♪

主な収録曲:「抱きしめたい」「車の中でかくれてキスをしよう」「星になれたら」


3. Versus(93/9/1)

こなれていないデジタルに少々走りすぎた感のあるアルバムです。
個人的には好きな曲(and I close to you)が入ってるアルバムなのですが、ミスチルファンでもあまり人気がない1枚ではありますね。
このアルバムが好き!っていうミスチルファンは、相当マニアックな方です。

主な収録曲:「Replay」


4. Atomic Heart(94/9/1)

初期のミスチルが好きだという人は確実に持っている1枚。
この頃にはデジタルにも慣れてきて、メリハリがしっかりしてきているし、音としても完成されつつある感じ。

ミスチルの人気を決定付けた「Innocent World」を始め、シングル化されていない曲もかなり良いので、このアルバムの評価はとても高いですね〜。
メロディーに広大さ(音が広大っていうのもおかしな表現ですが)が出てきて、これがミスチルの定番の音楽性になったんじゃないかしら。

個人的にはちょっと複雑な思い入れのあるアルバムですが・・・。(謎)

主な収録曲:「Inncent World」「Cross Road」「Over」


5. 深海(96/6/24)

Atomic Heartから2年。
それまでに出したシングルを収めずに出し、それまでの音楽性とも異色となった1枚。
全体的にダークです、ダーク過ぎです。
恋だ愛だという詩を離れて、世論を批評するような詩を書くようになったのもこのアルバム以降。

(桜井さん、心が病んでるな〜)って感じのアルバムで、個人的にはあまり好きではないアルバムだったり。
でも「この時期のミスチルがあるからこそ今のミスチルがある」という意味では、ものすごく重要なアルバムだと思っています。

でも「Mirror」は好き (*’-’)〜♪

主な収録曲:「花 -Memento mori-」「名もなき詩」「マシンガンをぶっ放せ」


6. BOLERO(97/3/5)

これが出た当初は、「ベストアルバムみたいなシングル曲の多さ」でミスチル引退説が流れたものです。
実際しばらく活動休止になりました。(*ノ_<*)

シングル化された曲が多いアルバムなので、それに負けない勢いのある曲が多いかなー。
歌詞は相変わらずダーク気味なのだけど、引退説が流れるほどに、これがミスチルの集大成と言われるのも頷ける曲の厚みがすごいです。

主な収録曲:「Everything(It’s you)」「【es】〜Theme of es〜」「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」「everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-」「Tomorrow never knows」


7. DISCOVERY(99/2/3)

2年の沈黙を破って出したアルバム。
このアルバムを聞いて、桜井さんは忘れかけていた曲の優しさを取り戻したんだと思いました。
ダークな歌詞でも暗いメロディーに乗せずに、敢えてダークなメロディーに詰め込んでみたり。

このアルバムの導入部である1曲目を聴いた時に、(桜井さんがパワーアップして帰ってきた〜〜〜)ってゾクゾクっときました。
ミスチル第2章が始まった気がしました。

主な収録曲:「光の射す方へ」「ニシエヒガシエ」「I’ll be」「終わりなき旅」


8. Q(00/9/27)

このアルバム以降、ミスチルの基本的なメロディラインは本当の初期の頃に戻ったんじゃないかと思います。
でも音は重厚になってます。
あまりダークさがなく、愛だ恋だという照れる部分を素直に表現してるのがものすごくいい。
詩に自分を重ねて共感し始めたのもこの頃からです。

それまでも歌詞は大好きだったけれど、もっと好きに♪
「つよがり」という曲がたまりません。(*・▽・)

主な収録曲:「NOT FOUND」「口笛」


9. IT’S A WONDERFUL WORLD(02/5/10)

一つ前のアルバムになります。
明るさと広大さと優しさたっぷりのアルバム〜♪
同時期に放映されたドラマ「アンティーク洋菓子店」では、ミスチルがドラマ内の音楽を担当したので、当然全部見ました。
桜井さんの音楽って心に優しい〜。

このアルバムが出た時は、これ以上のものを作れるのかと思ったりもしました。
バラードはどれをとっても最高だし、主題歌にもなった「youthful days」も歌うと気持ちいいし。
シングル化されてないけど、「Drawing」「君が好き」なんて最高のバラードです〜〜〜♪

でも、あっさり次のアルバムでやってくれました。

桜井さんに脱帽。

主な収録曲:「蘇生」「youthful days」「優しい歌」

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